海外転勤が決まり住まいを売却することに… ¦ 書類で手間取ったけど、無事に売却を終えた
家族構成が変わり引っ越しを行う事になりました。
その際、今まで住んでいたマンションを手放す事になり、不動産仲介会社へ相談。
流れとては、査定、宣伝活動をしてお部屋の内見をしてもらい、お部屋を気に入ってくれた買主と価格交渉ののちに売買契約を行いました。
その後の流れは、マンションにはまだローンが残っていたので抵当権の抹消の手続き、買主のローン契約が終わり次第引越し・所有権移転のの準備を行い、銀行にて抵当権抹消と融資実行を同時に行って残金の受け取り・鍵譲渡となりました。
その場に司法書士にも来てもらい、所有権移転に伴う書類も作成して司法書士には法務局へ行ってもらい完了という流れでした。
この一連の流れの中にでてくる書類は素人では良く分からない物ばかりであり、頼りは売却のお手伝いをお願いしていた担当者だけでした。
正直言われるがまま準備をしたのですが、最後までスムーズで困る事はありませんでした。
一番最初の書類は媒介契約書でした。査定の後に結ぶ契約書の事です。
売却を急いでいたので、すべて担当者のいる不動産会社を通す事になるかわりに密な業務報告や販売活動をおこなってくれる専属専任媒介契約にしました。
基本的に契約期間は3ヶ月で、よほどの理由が無い限り3ヶ月はこの会社を頼る事になります。
自分で買主を見つけたい時や他の会社にも同時にお願いしたい時は専任媒介契約や一般媒介契約となるようです。
この3種類の媒介契約について説明は受けましたが、連絡先は1か所で済みますし、素人が下手に手を出すとトラブルの元になりそうだったので、全てをお任せする専属専任にして良かったと思いました。
次に出てきた書類は売買契約書です。契約書作成の前、媒介契約後に管理規約や以前のマンション契約書、それにまつわる仕様書やパンフレット等も確認してもらっていましたが、契約時には登記簿や印鑑証明書、身分証、固定資産税納付書を準備し、後は実印や仲介手数料半金や印紙代を準備しました。
契約書の読み上げの前には重要事項説明というものがあり、これは資格を持った宅地建物取引主任者により読み上げる事がきまりとなっています。
トラブル回避のための内容が書かれているのですが、文章内容が堅い言葉で書いてあり意味を理解するのが難しいと感じていたました。
今回の宅建主任者の方はベテランで、買主が若い方だった事もあり、一度読んだ文章を分かりやすく説明してくれてお互いに理解して契約に臨めて良かったと思いました。
契約がスタートして終わるまで約1時間半程度かかったと思います。
トラブルを防ぐために本当に多くの決まりごとがあり、一度経験したはずなのに売主側として気を使わなくてはならない部分が本当に多くて驚きました。
瑕疵担保責任については引き渡し書類の記入に不安があったため担当者ととも丁寧に調べて作成しました。
契約後はローンの抵当権抹消手続きを行い、所有権移転の為にの登記を最後に行いました。
決済の時には司法書士にも来て頂き、残金の授受とともに登記移転の書類をその場で作成しました。
その際、鍵、仲介手数料の残金支払いや引き渡し日に合わせて日割り計算して固定資産税の清算も行い売却は完了です。
折角のご縁を後味の悪いものにならないようにさまざまな取り決めがされていてい、それを不動産のプロと一緒に二人三脚で勧めて行ったので本当に安心して売却を進める事が出来ました。
一連の流れには準備するもの記入するものが多く素人には大変な作業です。
普段お世話になる事がほとんどない法務局やおそらく私一人では挫折していたと思います。
一度経験したものの乾燥としては、初心者であれば不動産仲介会社に頼んで間違いないと思いました。